ぼったくり料金 -ヨス国際博覧会(15)

ヨス(麗水)万博(Expo 2012)

シーズン真っ盛りのリゾート地の施設利用料金や飲食料金,道に疎い客に対するタクシー料金など,客の不案内や選択の余地がないことにつけこんだ高い料金のことを,韓国語では 바가지요금<-料金>と言います。

タイトルは目立つように「ぼったくり料金」としましたが,
ほかに,
「ふっかけ料金」「不当料金」「不当に請求する高額な料金」などと訳すこともできます。^^

바가지は,
‘ふくべ()をふたつに割り中身をくり抜いて干して作った容器’のこと。
辞書によってはその容器を‘ひさご’と説明したものもありますが,‘ふくべ’も‘ひさご’も現在では聞きなれない日本語です。
大きな枠組みでは‘ひょうたん’のたぐいですね。

パガジ
바가지

바가지(를) 쓰다 で‘ぼったくられる,ぼられる’という意味になります。

‘ふくべ()をふたつに割り中身をくり抜ぬいて干して作った容器’が
‘不当に請求する高額な料金’を意味するようになった日本語の説明は,
古狸案先生の「役に立たないはずがない韓国語」から
こちらにもありますのでご参照ください。



さてさて,ヨス万博の
바가지事情
はどんな感じなのでしょうか。

게장골목(ケジャン通り)まで案内してくれたタクシー運転手の話です。

「いや~,万博開催当時はそりゃあひどかったよ。
どこもかしこもパガジでねえ。

これが本当に評判悪くてね。
今の韓国はもう,すぐネットでうわさが広まるからねえ。
大バッシングよ。

せっかくヨスをアピールするいい機会なのに,これじゃあいかん,つんで,市役所のほうで徹底的に取り締まったのね。

それでもって今じゃあもうどこの店も正規料金だよ。
パガジはやらなくなりましたよ。

それからヨスの市内のお店は万博の入場券見せると1割引きですよ。
食べるときは万博の入場券見せるといいよ。

さあ~,お客さん着きましたよ。
あれがケジャンペクパンの一番有名なお店ファンソ食堂だよ。

あ,それから帰りの万博会場まではバスで行くといいよ。

タクシーじゃお金がかかるでしょ。

バスなら万博期間は全部無料だからね。

あそこが万博会場に行くバス停だからね。

はい,おつりね。

気をつけて!」



自分はすっかりヨスが好きになりました。^^


さて翌日,万博入場前に,
会場正面という一等地の食堂で
추어탕(どじょうの鍋)を食べたのですが,
これが一人前 7,000ウォン(約500円)でした。
普通は 5,000ウォン(約350円)といったところかもしれませんね。^^

それにしてもさすが 전라도(全羅(チョルラ)道))。
この皿数がうれしい!
味も良かったですよ。^^

チュオタン
추어탕

会計の際に万博の入場券を見せたら,
「うちは,そういうサービス(1割引)はやっていないんですけど」
と,お母さんに頼まれて店番をやっている店の息子さんに言われました。^^

まあ特に不快に感じるような態度ではありませんでしたよ。(笑)


ちなみに,바가지요금 は,
바가지 요금 のように分かち書きはしません

それだけ定着している単語なわけですね。^^

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