韓国語リーディング タングニの日本生活記
長年の日本生活で感じた様々を、著者が韓国との比較を通した形で綴ったエッセイ形式のリーディング本です。
韓国語リーディング タングニの日本生活記
金 玄謹 著

鋭い視点とユーモアを交えた語り口で綴った本書は、単に韓国の人なら誰もが書けるといったものではなく、高い洞察力と、長い年月を通した高い分析力で、読んで発見の連続のたいへん充実した内容となっています。
原文は韓国語で、それに単語解説、文法解説、そして全文の日本語訳が付いています。ひとつのテーマのまとまりは読みやすい長さで、日本人にとっては韓国の人が日本に来てどんなことに視線を向けているのかがわかって面白く、また韓国語を学習している人ならば、生きた韓国語を読めるという点も大きなメリットです。
生活に密着した日韓の相違点が主たる内容なので、韓国語で言ってみたかった使える表現が満載です。
일본인의 하루는 탕 속에 몸을 푹 담가야만 온전히 끝난다.
日本人の一日はお湯にどっぷり浸かってこそまともに終わる。
도쿄에는 전철 노선이 거미줄처럼 이어져 있다.
東京には電車の路線がクモの巣のように張り巡らされている。
스키야키도 간장 소스로 양념된 고기를 날달걀에 풀어서 먹는다.
すき焼きもしょうゆで味付けした肉を生卵にくぐらせてから食べる。
内容的にも、
「日韓共に食べられる刺身だが、韓国人にとっての刺身はお腹を満たしたあとの酒のつまみ的に食べるもの。」
「日本人は「一騎打ち」「太刀打ちできない」「切りがいいところで終わる」「乗り切る」「水を切る」と、一日中刀を振って切ってばかりいるように感じる「切る」に関する表現のなんと多いこと。」
などなど、なるほど~と、うならされる、さまざまな日韓文化比較の話題が満載です。
筆者は、ミリネ韓国語教室の主宰者で、学校が発信しているツイッターなどの情報を読むと、韓国語の微妙な表現の違いのポイントをコンパクトに伝える力量にいつも感心させられます。
さすがこんな人だから書ける作品だと改めて感じさせてくれます。
韓国語学習者はもちろん、韓国との比較を通した日本を日本語で知ることもできますから、韓国語を学習していない人にとっても大きな発見があります。
読み物として、日韓文化比較本として、そして韓国語力のアップグレード本として、一冊で多くの有益なものを得られる本書は、ぜひ手元に置いておきたい本です。


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金 玄謹 著

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原文は韓国語で、それに単語解説、文法解説、そして全文の日本語訳が付いています。ひとつのテーマのまとまりは読みやすい長さで、日本人にとっては韓国の人が日本に来てどんなことに視線を向けているのかがわかって面白く、また韓国語を学習している人ならば、生きた韓国語を読めるという点も大きなメリットです。
生活に密着した日韓の相違点が主たる内容なので、韓国語で言ってみたかった使える表現が満載です。
일본인의 하루는 탕 속에 몸을 푹 담가야만 온전히 끝난다.
日本人の一日はお湯にどっぷり浸かってこそまともに終わる。
도쿄에는 전철 노선이 거미줄처럼 이어져 있다.
東京には電車の路線がクモの巣のように張り巡らされている。
스키야키도 간장 소스로 양념된 고기를 날달걀에 풀어서 먹는다.
すき焼きもしょうゆで味付けした肉を生卵にくぐらせてから食べる。
内容的にも、
「日韓共に食べられる刺身だが、韓国人にとっての刺身はお腹を満たしたあとの酒のつまみ的に食べるもの。」
「日本人は「一騎打ち」「太刀打ちできない」「切りがいいところで終わる」「乗り切る」「水を切る」と、一日中刀を振って切ってばかりいるように感じる「切る」に関する表現のなんと多いこと。」
などなど、なるほど~と、うならされる、さまざまな日韓文化比較の話題が満載です。
筆者は、ミリネ韓国語教室の主宰者で、学校が発信しているツイッターなどの情報を読むと、韓国語の微妙な表現の違いのポイントをコンパクトに伝える力量にいつも感心させられます。
さすがこんな人だから書ける作品だと改めて感じさせてくれます。
韓国語学習者はもちろん、韓国との比較を通した日本を日本語で知ることもできますから、韓国語を学習していない人にとっても大きな発見があります。
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